複数のキーを同時に押すと、キーボードが入力を誤認することがあります。このテストでは実際に報告される同時入力数を確認し、ゲームの操作、速いタイピング、ショートカットを処理できるか、入力が抜けるかを調べられます。
ゴーストテストの手順
- キーを押すと自動的に反応します。クリックは不要です。
- キーを一つずつ押したままにし、キーボード下の緑の点の横の数字を確認します。現在押しているキー数です。「テスト済みキー」は累計で、同時押しの数ではありません。
- 可能なら6キーを超えて追加します。両手を使ってください。
- 場所を変えて繰り返します。W・A・S・DとShift・Space、数字の列、ホームポジションの列、修飾キーと文字キーなどを試します。
- すべて離し、試行の間に「テストをリセット」を押します。
結果の読み方
- 通常キーを6個より多く同時に検出:その組み合わせでは標準の6キーロールオーバーを超えています。NKROまたはより高い上限の可能性があります。組み合わせを変え、安定して検出できるか確認してください。
- 通常キーが約6個で止まる:多くのUSBキーボードで標準となる6KROの典型です。Shift、Ctrl、Altなどは別に報告されるため合計が増える場合があります。通常の入力や多くのゲームには十分です。
- 2〜4キーで止まる、または押していないキーが点灯:ゴースト入力やブロッキングの可能性があります。安価なメンブレンキーボードでよく見られます。
- 別のキーを押すと押下中のキーが消える:キーブロッキング(マスキング)です。
- 組み合わせによって結果が変わる:正常なことです。ゴースト入力は配線に左右されるので、実際に使う組み合わせを試してください。
ゴースト入力・ブロッキング・ロールオーバーの違い
ゴースト入力は押していないキーを報告することです。ブロッキング(マスキング)は押したキーを無視することです。両方をゴーストと呼ぶ場合もあります。ロールオーバーは同時に報告できる数で、2キー、6キー(6KRO)、全キー同時のNキーロールオーバーがあります。
ゴースト入力が起こる理由
多くのキーボードは各キーを独立配線せず、行と列のマトリックスを走査して接続を読み取ります。3個以上の特定の組み合わせで、4個目が押されたような電気経路が生じたり、本当の入力が隠れたりします。アンチゴースト対応では各スイッチにダイオードを付けるか、走査を工夫して独立して読み取ります。スイッチの種類だけでは決まりません。メカニカルでも発生し、メンブレンでも完全な対策が可能です。
ゴースト入力への対処
- ハブやドックを介さずPCに直接接続します。
- Bluetoothや2.4GHz接続がある場合は有線も試します。無線では同時入力数が少ない場合があります。
- ソフトウェアや説明書のNKRO設定を確認します。初期設定が6KROで、スイッチやキー操作で変更する機種もあります。
- キーボードのファームウェアを更新します。
- Windowsの固定キーとフィルターキーを無効にし、キー割り当てツールを閉じて再テストします。
- 変更できる場合は、よく使う操作を競合しないキーに割り当てます。
- 購入時は曖昧な宣伝ではなく、NKROや全キーのアンチゴースト対応の明記を確認します。
ブラウザテストで分かることと限界
ブラウザテストはPCが報告する入力を表示し、キーボードのすべての検出を示すとは限りません。OSが処理するショートカットや、表示されないFnなどもあります。通常キーが6個より多く同時に検出されれば、その組み合わせは標準6KROを超えます。ただしShift、Ctrl、Altは別計数の場合があり、合計6超だけではNKROの証明になりません。複数の組み合わせで確認してください。
よくある質問
NKROキーボードは必要ですか?
通常の入力には不要です。多くの同時操作があるゲームや、キー入力が重なる速いタイピングでは役立ちます。多くの人には6KROで十分です。
ゴースト入力と入力遅延は同じですか?
違います。ゴースト入力は同時押しの誤認で、入力遅延は押下から反応までの時間です。
メカニカルキーボードなら起こりにくいですか?
必ずしもそうではありません。スイッチの種類ではなく基板の配線によります。
NKRO対応なのに6キーで止まるのはなぜですか?
NKROを有効にする必要がある機種や、Bluetooth、BIOS、ハブ経由で6KROになる機種があります。